オリジナルTシャツ作成ガイド:プリントデザインのアイデア

オリジナルTシャツを作成することは、自己表現の一環として楽しいだけでなく、ビジネスにおいても大きな可能性を秘めています。
しかし、デザインのアイデアや作成のノウハウが不足していると、思うような仕上がりにならないことも。この記事では、成功するオリジナルTシャツ作成のための魅力的なアイデアや秘訣を幅広く紹介します。参考にしてみてくださいね。

オリジナルTシャツとは

オリジナルTシャツとは、自分のアイデアやデザインを反映させて作成されたTシャツのことです。既製品のTシャツと異なり、オリジナルTシャツはその人の個性やメッセージを表現する一つのツールとして利用されます。特に、イベントやチームのユニフォーム、企業のプロモーションの一環として作成されることが多いです。
オリジナルTシャツの魅力は、そのオリジナリティ溢れるデザインにあります。自分でデザインを考えることができるため、他にはない特別なTシャツを手に入れることが可能です。そのため、自己表現の手段として非常に魅力的なツールとなっています。また、ビジネスの観点からも、ブランドの認知度を高めるための優れたアイテムとなります。
さらに、今日、オリジナルTシャツの人気の理由として、「作成するプロセス自体を楽める」ということがあります。デザインのアイデアを考えたり、Tシャツの色を選んだり、プリント方法を決めたりする過程はとても楽しいものです。そのため、多くの人々がオリジナルTシャツ作成に夢中になるのです。
オリジナルTシャツをつくるために決めるべきこと
- ①どんなオリジナルTシャツをつくりたいか
- ②枚数は何枚か
- ③予算は一人当たりいくらか
- ④オリジナルTシャツにプリントするもの
以下、具体的に見ていきましょう。
4つのポイント
①どんなオリジナルTシャツをつくりたいか

つくりたいオリジナルTシャツのデザインについてまだイメージが固まっていなければイメージに合うデザインTシャツの写真、雑誌のキリヌキなどを持ち寄りましょう。実際のTシャツがあればそれでもOK。
pecheのようなプリント業者の制作事例ページをチェックするのもいいかもしれません。
ただ、そのまま同じものをデザインにするのでは、著作権法上も好ましくありません。持ち寄ったものをベースに自分たちでつくりたいイメージを膨らましましょう。
また、パロディも要注意です。よくあるのが、企業やファッションブランドのロゴマークのパロディなどです。
他にも、著作権について心配な方は↓こちらのページもご参照ください。
ここまでくると、大体作りたいデザインが見えてきます。手書きでもいいので、実際に鉛筆やボールペンで描いてみましょう。 下記のような手書きの原稿を業者に渡すと、業者の方でレイアウトしてくれますので、まずは手書きする内容を決めることが大切です。
②枚数は何枚か

プリント枚数を決めましょう。オリジナルTシャツをお揃いで着るのは何人か。一人何着必要か。
イベントが二日連続であるなら、洗濯している暇はありませんので一人2着必要かなとか、あらゆる可能性を視野に入れ枚数を決めましょう。
販売用のオリジナルTシャツならば、どのくらい売れるかの市場調査も必要となります。
SNSやホームページを活用して、見込みの数字を立ててみましょう。
③予算は一人当たりいくらか
予算は大切です。MAXでいくらくらいなら出せるのか。ここでポイントは、企業さんなら事業予算でしょうし、サークルやクラブならば構成メンバー全員が納得できる金額、販売用ならば販売相場を調べましょう。
とはいっても安ければ安いほどいいのは当たり前のこと。
目安として、一番安い仕様(片面1色プリント)で50枚~100枚ならば、一枚当たり500円~1000円くらいが相場です(製版代、プリント代、Tシャツ代込みで)。
1枚からでも、10枚でもオリジナルTシャツはプリントできますが、数が多いほど単価は安くなります。
④オリジナルTシャツにプリントするもの
会社なら社名や商品名、クラスTシャツならクラスの名前やクラスメートの名前、スポーツチームならチーム名や目標やスローガン、背番号や名前など、何をプリントしたいのかを話し合いましょう。
ここまでこれば、業者に見積りを出してもらえます。見積依頼の際、手書きの原稿を添付できればより正確な見積もりが出ます。
もちろん難しければ、イメージを伝えるだけでもOK。さあ、見積依頼を出しましょう!!
プリントするインク色とTシャツの色

プリントのインクの色は、Tシャツの色との相性で決めましょう。文字やイラストを目立たせたい場合は、Tシャツの色かプリント色とで明暗を持たせることで、デザインにコントラストが生まれます。また、反対に、類似色を使うことで、落ち着いた印象を与えることができます。
赤色やオレンジ色など、温かみを感じる色は暖色と呼ばれ、元気さや若さ、躍動感を印象付けることができます。自動車メーカーや航空会社、事務機メーカーの企業ロゴの色として採用されています。
その反対に、青系の色は寒色と呼ばれ、冷静さや知性、落ち着きを印象付ける色です。SNS、通信会社、コンビニのロゴマークとして採用されています。
黒や白は、寒色と暖色の両方と相性が良く、色に迷ったらこのあたりの色を選んでいただくと間違いありません。
オリジナルTシャツをデザインするツール
オリジナルTシャツを作成する際には、適切なツールやソフトウェアを利用することが成功の鍵となります。デザインのクオリティを高めるためには、プロフェッショナルなツールを使うことが重要です。
一番のオススメは、Adobe IllustratorやPhotoshopです。グラフィックデザインの分野で広く使用されているソフトウェアで、細かいディテールや複雑なデザインも容易に作成することができます
また、最近ではオンラインで利用できるデザインツールも多く登場しています。Canvaなどは、初心者でも簡単に使えるツールとなっていて、テンプレートや素材が豊富に用意されているのもオススメの理由です。
販売戦略とマーケティング方法
オリジナルTシャツを作成した後は、効果的な販売戦略とマーケティング方法を考えることが重要です。まず、どのようなチャネルで販売するのかを決定することが必要です。オンラインストアやポップアップショップ、イベントでの販売など、様々な方法があります。
オンラインストアを開設する場合、ユーザーフレンドリーなウェブサイトを作成することが重要です。特に、スマートフォンからのアクセスが多いことを考慮し、モバイルフレンドリーなデザインを心がけましょう。また、SEO対策を行うことで、検索エンジンからのアクセスを増やすことができます。
さらに、SNSを活用したマーケティングも効果的です。InstagramやFacebook、Twitterなどのプラットフォームを使って、Tシャツの魅力をアピールすることができます。ターゲットオーディエンスに向けて、定期的に投稿を行い、フォロワーとのコミュニケーションを大切にすることで、ブランドの認知度を高めることができます。
まとめ
ここでは、オリジナルTシャツについての全体像を知っていただくために、オリジナルTシャツの使用事例と工程の流れについて説明させていただきました。
pecheでは、1色プリントから写真やイラスト入りの多色プリントの案件まで、日々多くの御見積のご依頼やご相談にお答えさせていただいております。
プリント内容やご予算をご相談いただければ、おすすめのプリント方法でご提案させていただくことも可能です。
何でもお気軽にLINEかメール(お問い合わせフォーム)にてお問い合わせください。
下記ページも参照ください。