用語解説
■タスラン
空気の力によって糸の嵩を高くし、ループ状に強く結束する加工方法です。
■タフタ
横方向へうねりのある平織で、絹織物の一種で、生地の特徴として、堅め・張りがあるなどがあげられます。
ナイロン製のタフタなどもあります。
■ダブルステッチ
2本のステッチが並行するように縫われていることです。
■ダンボールニット
表の糸と、裏の糸と、この２つを繋ぐ中糸の3種類の糸で編まれていて、
ダンボールのような2重構造になっている為、こう呼ばれます。
ダンボールビット生地は、厚みがあり保温性に優れているのに、柔らかく軽い特徴があります。
■チノパン
「チノ・クロス」と呼ばれる綿やポリエルテルの生地でつくられているパンツの一種です。
主にカーキ・茶のものが多いです。
■ツイル
綿やウール、絹などの綾織物で、表面の糸が交錯する点が斜めになっている織物のことです。
丈夫な生地のものに使用されることが多く、チノパンやデニムなどに多いです。
■デニム
タテ糸をインディゴによって染色し、ヨコ糸を染色加工していない糸で綾織りしたものです。
素材は厚手の綿で、裏側には白いヨコ糸が出るのが特徴的です。
■テフロン
テフロンとはフッ素樹脂のことで、テフロン加工を行うことにより、撥水性に優れ、水をはじきます。
また、シミ汚れなども落としやすくなります。
■天竺
基本的な編み方で、ニットの平編みの別称でもあります。棒針編みではメリヤス編みともいいます。
特徴としては、表目に縦方向の筋が見え、裏目はやや粗く見えます。
薄くて横方向への伸縮性が大きいのも特徴で、ニットの組織では一番多く利用されており、
Tシャツセーター・アンダーウェアなど多種にわたり用いられています。
■トリコット
経(たて)メリヤスと呼ばれる細い畝りのある編み地のことです。
主に、弾力や伸縮性があり、ほつれにくいなどの特徴があります。
■ドルマンスリーブ
襟ぐりが深く、袖口にかけて細くなっている袖のもののことです。
■トロピカル
ウールを使用して織った、トロピカルクロスと呼ぶ生地のことです。
亜熱帯付近で使用されていた生地だったことから、トロピカルと呼ばれるようになり、
主に夏に向いているアイテム素材です。
