用語解説
■肩幅
左右の肩の付け根(肩の縫い目上部)から付け根までのことです。
■カッティング転写
転写シートをプリントする形にカットして、熱で圧着させるプリント方法です。
主に、ユニフォームの数字(各ユニフォームの数字が異なる場合)などに使用することが多いです。
カッティング転写のイラスト付き説明はこちら⇒カッティング転写について
■カツラギ
デニムと同じ織り方の生地のことで、綾織物のことを指します。
■鹿の子
表編みと裏編みを交互に行い、凹凸を出す編み方です。見た目が鹿の子のような模様からこう呼ばれています。
凹凸がある為、通気性がよく、夏アイテムの定番です。
■カード糸
繊維の中に含まれる余分な短い繊維を取り除いた(カード工程と呼ぶ)もので、一般的な綿糸です。
Tシャツにもよく使用されています。
■着丈
衿のリブの付け位置から裾までのことです。
■キャンバス
タテ糸・ヨコ糸を1本ずつ織った平織のことで、丈夫な素材の定番ともなっています。
■ギンガムチェック
同じ幅の格子状に平織で織った生地です。糸は色糸やさらし糸を使用しています。
■クルーネック
主にカットソー(Tシャツ・キャミソール・タンクトップ・ポロシャツなど)やニットなどの首回りに合う丸いネックラインの形。
クルーネックのクルーとは、船員のことで、船員が着ていたセーターから付いたものです。
■交編(こうへん)
2種類以上の繊維を混ぜ合わせて編むことです。
■コーマ糸(こーまし)
カード工程を行ってから更に、短い繊維を丁寧に除き、長い繊維だけを平行に揃えた細い綿糸のことです。
長い繊維だけを揃えることで締まった糸になり、糸の切断強度が上がります。また、かすかな光沢も出ます。
■混紡糸(こんぼうし)
綿(わた)の段階で、異素材を混ぜ合わせて糸にしたもののことです。
■混撚糸(こんねんし)
糸の段階で、異なる素材の糸を撚って、太い糸にしたもののことです。