オリジナルTシャツ 生地の選び方

オリジナルプリントTシャツを作るとき、Tシャツをまず選ばなくてはいけません。
その時ポイントとなるのは、Tシャツの生地の重さ(厚さ)、糸の太さ、編み方です。
上手なTシャツ選びの方法を、お教えしちゃいます。
重さ、糸で選ぶ

1.生地の重さ
生地の重さ(厚さ)の表記は、一般的に、「g/㎡」や「オンス(oz)」という単位で示されています。
"190g/㎡"とは、「1平方メートルあたりにつき、190gの重さ」という意味です。
一方、"5.6oz"とは、「1ヤードにつき、5.6オンスの重さ」という意味になります。
※数字が大きくなればなるほど、生地の重さが重く厚みが増していきます。
一般的に重い生地は、丈夫で何度も繰り返し使用と洗濯を繰り返すヘビーユーズに向いています。
それに対し薄い生地は、淡いカラーの場合下着が透けやすく耐久性にも難があります。
しかし、ダメなことばかりでもなく、コストが低く、暑い夏場などの着用には適しているというメリットもあります。
使用するシーンを想定して最適の生地を選びましょう。
2.糸
糸の太さにも単位があります。その場合、一般的に"番手"という言葉で示されます。
さらに、単糸/双糸を示す記号が番手を表す数字の右側につくのが一般的です。
※数字が大きくなるほど細くなります。
編み方で選ぶ

目を詰まらせ重さや堅さを出す"度詰め"や、目を粗くして軽さと柔らかさを出す"甘編み"など、同じ編み方の中でも、多様な風合いが表現できます。
それでは、編み方の種類をみていきましょう。
<カットソー>
カット(縫製)&ソー(縫う)の連語として生まれたカットソーは、ニット地を裁断して縫製した製品の総称です。 セーターなどとは違い、ニット生地を織物のように縫って製品にした、いわゆるTシャツやスウェット類などに適応されます。
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天竺
よこ編みの最も基本的な編組織で、正式名称は"平編み"。 編み地は薄く、広範囲に使用されています。 表側の網目はV字型に、裏側の網目は半円状に見え、表裏で違う表情が特徴です。
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フライス
よこ網の基本編組織のひとつ。 表目の編み目のたて列(ウェール)と、裏目の編み目のたて列が交互に配列され、その名のとおり、よこ方向への伸縮性に優れた編物として愛用されています。
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裏毛
3種類の異なる糸を用いて、専用の編み機で編み上げた、スウェットなどに広く使われる編み方。 表側は表糸で覆われ、平編と同じく、美しい外観が特徴です。
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裏起毛
左の"裏毛編み"の裏面組織を、特殊な加工で起毛させたもの。 太い糸が毛羽立ち、柔らかく、温かみのある手触りに。 空気を多く含むので防寒性も○。
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鹿の子
平編みにタックを応用した変化組織で、数種類の編組織が存在します。 編地に鹿の子状の細かい隆起があり、平編みに比較してよこ方向への伸縮が少ないのが特徴です。
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ハニカムメッシュ
"蜂の巣編"や"ハニーコーム"とも呼ばれる編み方。 その名の通り蜂の巣上の凹凸ある編み目が特徴です。 厚みがありつつもサラッとした肌触りです。
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ポリエステルメッシュ
ポリエステル100%仕様で、薄く、軽く、速乾性に優れた素材です。 メッシュの細かな凹凸やスケ感は、見た目も手触りも爽やか。 高い通気性が自慢です。
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ダンボールニット
表面糸と裏面糸、そしてそれらをつなぐ中糸の、計3種類の糸で構成されます。 厚みがありつつも柔らかく軽量。 表糸と裏糸の両方の素材感が楽しめます。
色やサイズのバリエーションでTシャツを選ぶ
「Tシャツの色をみんな変えたい」「子供と大人でお揃いのシャツにしたい」など、色やサイズが豊富なBODYを選びたい場合ってありますよね。
その場合、バリエーションが豊富なTシャツを選ぶのも方法ですし、お気に入りの色や探しているサイズのラインナップのあるTシャツを選ぶのも方法です。
色とサイズのバリエーションでお探しの場合、一番お勧めなのが、ヘビーウェイトTシャツです。
サイズも、100からXXXLまであるため、幼稚園児から大人まで幅広い対応が可能です。
⇒ヘビーウェイトTシャツのページを参照
実際に迷ったら、使用用途をpecheにお伝えいただければ最適の生地を提案させていただきますので、お気軽にご相談くださいね。
それでは、実際にTシャツのBODYを見てみましょう。
⇒オリジナルTシャツの商品一覧を参照